みちゃんの日記

みちゃんの日記です

醜悪と軽薄を誤魔化せる化粧は無い

多分、タイミングが悪かった。いや私が悪い。証明写真用の写真撮影会に申し込んだ。プロが撮影してくれるもので、スピード写真よりきれいに写してくれる。
会場で、オーダー表に個人情報を記入する。まあ、ここで少しいやな予感はしていたのだが、性別の欄に「男・女」の表記があった。性自認を女として生きてきているため、「女」に丸をつけた。今時、この表記の仕方は珍しいな、と思った。完成した証明写真を届けるために性別(男もしくは女、だけの性別欄)の情報が必要なのか疑問だった。
その後、撮影の前にメイクを施してもらった。構わないし、貴重な体験だと感じた、だが、私は、一言でも断りを入れてほしかったのかもしれない。「メイクをしようと思うのですが」の言葉もなしに鏡の前に座るよう誘導された。チークとリップ、アイメイクを施してもらった。メイクの指導があることは説明に書いてあったし読んでいた、きっと喜ぶべきことなのでしょう。私はその時、一度も鏡に映った姿を見ようとしなかったが。あ、やっぱり私の外見って、誰がどう見てもダメなんですねえ、私もそう思います。
その後、初めましてのひとと話をする機会があったが、もう本当にポンコツで、酷い抑鬱状態みたいな言動をしてしまった。5秒以上連続して物事を考えられない、喉が詰まったように声も出せない、勝手に涙が出る。40分近く向き合っていたのに、そのひとの顔を思い出せない、だって一度も顔を見ていない。相手を困らせた。常にひとを困らせている。死ぬとよいでしょう!(今日の運勢をアップさせる方法)
家に帰って自傷行為をしたことは覚えている。夕食を食べて、風呂に入ったことも覚えている。それ以外に何をしていたのか思い出せない。日記も書いていない。